その名も、Air Guitar World Championship。すなわち、ギターを弾いている振りをする、世界選手権です。このイベント、別に今年始まったわけではなくて、結構長いこと開かれています。WEBページでは優勝者のパフォーマンスを見られたりできるようになっています。
この世界選手権では、最初に書類審査があり、規定曲と自由曲(自分で選んだ曲)にあわせて、それぞれ「演技」を行い、最も"Cool"な演技をした挑戦者が世界チャンピオンになるというわけです。
それにしてもフィンランドではどうも変わった選手権が多く行われます。日本のテレビ局も大抵信じられないようなコンテストを沢山開催していますし、アメリカもたいしたものですが、そのアメリカ人でさえ「フィンランドにはかなわない」と言うぐらいです。
例えば、「蟻の巣選手権」。蟻の巣の出入り口の上に裸で座り、蟻がたかってくるのにどれだけ耐えられるのか何てのを、まじめに競い合ったりしています。お祭りには「コンテスト」が付き物です。ガーリック祭でも「ドラキュラコンテスト」が開催されていましたし。
どうも本質的にこの国の人は「競う」ことが好きなのかもしれません。早い話が、基本的に「いちびり」なのかもしれません。もちろん人によるでしょうが。
もっとまっとうな競い方はいくらもありそうな気がするのですが……。