このページでは、StrinGlove®のマニュアル、ドライバ(SDK)、サンプルプログラムを公開しています。
StrinGlove®は、黒田が、京都医療科学大学田畑慶人先生、(株)アミテック、(株)帝健、(株)フジタと共同開発したVR用データグローブです。
このグローブは、片手毎に22自由度を計測できる手袋型装置であるとともに、簡易な手型(ポーズ)認識を行う機能を有しています。したがって、例えばじゃんけんの入力など、かんたんな手型の計側であれば、細かい「手型認識用アルゴリズム」などを自ら開発する必要もありません。
また、StrinGlove®は、キャラクタベースのシリアル通信を行っていますので、通常の通信ターミナルソフトウェア(WindowsのHyperTerminalなど)を用いてコマンドを送信していただければ、いきなりデータを取得することが可能です。例えば、U+(CR)+(LF) (U+改行)を送っていただければ、関節曲がり角の一覧を情報として得られますし、A+(CR)+(LF) (A+改行)を送っていただければ、手型認識機能を用いて認識された手型記号を得ることが可能です。
したがって、ちょっとシリアル通信プログラムを書いたことがある方ならば、簡単にデータグローブを使ったVRアプリケーションや、入力インタフェースを作ることが可能です。
本製品の販売は終了しました。
StrinGlove®について詳しくは、こちらの論文をご覧下さい。
StrinGlove®のマニュアル、ドライバ(SDK)、サンプルプログラムを公開しています。
ドライバは、シリアル通信を用いたデータの送受信から、得られたデータを元に(簡易的に)指の角度を計算するプログラムまでをパッケージしたものです。
また、サンプルプログラムとして、このドライバを用いて、10回指の角度を取得する簡単なプログラムと、OpenGLを用いて、得られた手の動きを表示するプログラムも同梱しました。これを参考にしていただければ、シリアルプログラミングの経験のない方でも簡単なソフトウェアを作っていただくことが可能だと思います。
全てのソフトウェアは、ソースファイルの状態で提供されています。Makefile(WIndows用、OSX用、Linux用)も添付しておりますので、環境に合わせてコンパイルしてお使い下さい。
なお、個人使用はご自由ですが、商用ソフトウェアの開発などに利用される場合には、 StrinGlove®をご購入になった販社、あるいは、黒田までご相談下さい。