First step on Latin America

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南米上陸

2010年8月18日水曜日

今日はトロントを発って、南米最初の訪問地、ペルーの首都リマへ向かいます。

トロントは今日もいい天気。本気で朝早く起きてアクティビティに向かえば、ナイアガラの滝を見に行くぐらいは半日で出来るのですが、余り最初から飛ばしていくと体が持たないかなぁと考えて、今日は一日トロント空港近辺でのんべんだらりと過ごすことにしました。

乗降客数世界第29位のトロント空港には、ターミナル1、ターミナル3とそれを取り囲む広大な駐車場があり、空港にも信じられないくらい沢山の滑走路があります。本当に大きい。ハブ空港はこうでなくっちゃなぁと思う瞬間です。加えて、トロントはカナダの首都ではありません。結構こういうハブ空港、世界中には多い気がするんですよ。どうして東京にハブ空港を作らないといけないんでしょうねぇ、日本の場合。ま、今からだったら、成田を閉港して、羽田を大拡張する方が現実的でしょうけどね。後はバックアップに関空があればOKと。思い切って他にハブ空港をと言う手もあるでしょうけど、また無用な引っ張り合いが起きるだけでしょうからね。

警察用カート 広い空港には当然警察もいます。ちょっとかっこいい警察用カートなんかもちょこっと置いてあったりします。

エミレーツのA380 もう一つの特徴は、北米で最初のA380のフライトがあること。エミレーツがA380を飛ばしています。そういえばちょっと前に、A380にのるために、わざわざ成田経由でシンガポールに行きましたが、大変いい飛行機でした。なんと言っても気圧調整や湿度調整が良くできてる。飛行機に乗ると苦しめられる低気圧や乾燥からも軽く逃れられます。このエミレーツの機体には、ファーストクラスにはシャワーも完備していると巨大な看板が空港に掛かっていました。素っ裸の時に乱気流に巻き込まれたらどうするんだろうとか、要らない想像をしてしまいますが...。

今日乗るのはそんな最新鋭機ではなくて、B767-300。エア=カナダの中でも指折りに古い機体です。当然ぼろいだろうという想像は付きます。まぁ、贅沢は言ってられませんが。でも、さすがに予告無しにずるずると1時間遅れるのには参りました。トラブルが起こったのならば、もうちょっとちゃんと伝えてくれという感じです。

もう一つ参ったのが、待っている南米系の人たちの状況。割り込みは当然だし、飛行機が滑走を初めても携帯でくっちゃべってるし、上空では酒に酔って騒いでいるし。正直「わやくちゃ」という言葉がぴったりの状況です。そういえば「わやくちゃ」って、典型的な大阪弁ですよね。大阪より西の地域でも使うようですが、京都育ちの私は全く知りませんでした。でも、「わやくちゃ」という語感にはしっくり来る状況があります。「わやくちゃ」がしっくり来るという共通項を考えると、大阪人はやっぱりラテン系なのでしょうか。

揺れる機内 でも、そんなラテン人達もじっと座っている位の揺れよう。どうにも気流が安定しません。やっぱりバミューダトライアングル上空を抜けていくからでしょうか。

ビジネスクラスが飛田新地に ところで、上の写真、前の方から入ってくる光の色に違和感を感じませんか?このエア=カナダのB767-300。なぜかビジネスクラスの照明がこんないろなんです。これではまるで、飾り窓か飛田新地か。いずれにしても歓楽街の様相です。

ピスコサワーで乾杯 そんなこんなでいろんなことを体験しながら、8時間弱の時間をかけて飛行機は漸く24時ちょっと過ぎにリマに到着。ちょっと分かり難くてきょろきょろ探しましたが、無事空港ホテルに潜り込んで、Welcome Drinkのピスコサワーで、南米初上陸をお祝いしました。