5月20日 テレビの見方


今週末は、梅雨かと見まごうばかりの雨が降り続いています。おかげで、気温もいまいち上がらず最高気温が7度前後。何となく夏は遠そうな感じです。

フィンランド人の休日の過ごし方は、お散歩と以前書きましたが、こんな雨の日でもお散歩している人たちが目に付きます。しかもこちらの人は傘をあまりささないので、雨に濡れながら歩いています。
我が家のテレビ 日本人の私としては、わざわざそんな「業」をする気にもならず、本を読んだり、テレビを見たり、借りてきた映画(ビデオ)を見たりして過ごすことになります。見ているチャンネルは殆どユーロニュースかBBCです。ヨーロッパにはヨーロッパなりの視点があって、ニュースを見ていると非常におもしろい。ということで、今日はテレビの見方の話。
「そんなもん教えてもらわんでも、知ってるわ。」とお怒りの方もおられましょうが、ま、もう少しおつきあいください。

日本でも、一般的にテレビを見るととNHKの受信料を求められるのと同様、この国でも「テレビ視聴料」を払わなければいません。しかもフィンランドの場合は支払いが義務づけられていて未払い受信が見つかると10倍程度の罰金を取られることになるそうです。

受信料の詳細は、このwebサイト等にかかれていますが。支払い方を簡単に。

受信料の支払い用紙は、郵便局におかれていますので、郵便局で「TV Licenceの申し込みがしたい」と伝えてください。用紙を出してくれるはずです。用紙はフィンランド語でかかれていますので、どこに何を書くべきかは郵便局の人に聞きましょう。なお、料金は1ヶ月分、3ヶ月分、6ヶ月分、12ヶ月分のいずれかをまとめて払うことになりますので、滞在期間に会わせて決めてください。

この用紙を郵便局から送ってしばらくすると、「料金のお知らせ」が郵便で届きます。たいてい同じ申込書がもう一枚添付されてきますので、すぐにわかるはずです。後はその料金を銀行から振り込んで終わり。振り込みは窓口からでもインターネットで行っても構いません。
もう一つ、日本と異なるのは、ビデオ等をつなぐケーブル。スカートケーブルと呼ばれる。20ピンのケーブル一本で接続します。多数のケーブルが走り回ることが無くて便利です。 スカートコネクタ
番組表などは、文字放送を見れば入手できます。殆どのテレビでは文字放送も見ることができるようになっています。

郵便局に手続きに行ったとき、窓口のおばさんは、「基本は知らない人が来たら扉を開けないことよ」と宣うてました。どこに行っても基本は同じですなぁ。


戻る