3月30日 電源コンセント


アメリカ以外の国に行く際には、必ず変圧トランスとコンセントの形状を変換するためのプラグを持っていかないといけません。

フィンランドタイプのプラグ 一般的情報だけを書くと、フィンランドの電源は220V、50Hz、Cタイプ(左の写真)のプラグです。
ちなみに、右がフィンランドの電話プラグ。

世界各国の電源プラグについてははここに、電話プラグについてはここに詳しく書かれています。仕事で海外を点々とすると、電源プラグと電話プラグを山ほど持って歩かないといけなくなるのはご存じの通りです。

フィンランドタイプのモジュラー

当然私もこちらに来る前に、電源プラグ2-3個(でも足りなくなってるんですが)、日本式の電源タップ、なんてのを持ってきておきました。

いくら日本から必要な機器は持ってきていると言っても、家財道具すべてを持ってくるわけにはいかず、いきおいこちらで電気器具を借りたり買ったりして使うことになるわけで、そうすると当然フィンランド用の電源タップが必要になってきます。

で、ある日近所のお店で安い電源タップを買ってきて、繋いでみようとすると…

「ん? ささらへんぞ。」

よーく見ると、コンセントの形状が微妙に違う。なんじゃこりゃ。

いろんな形の電源コンセント もう一度店に行って、よくよく調べてみると、この国のコンセントにはどうやら、平べったいもの、丸いもの、そして、留め金がついているものの3種類があるらしく、私が買ってきた留め金付きには丸いプラグがささらなかったというわけです。

留め金はどうやらグランド端子としての役割を果たすらしく、計算機を繋ぐ大学のコンセント、電子レンジなどを繋ぐ台所のコンセントなどはこの形をしています。

丸いものと平べったいのが混在していて、平べったいもの用と丸いもの用が混じった独特の形の電源タップ(丸1+平2とか)があることには気がついていたのですが、まさかもう一種類存在するとは…。


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