3月3日 およばれ


フィンランドは紛れもなく西欧の一国ですから(誰だそこで「え?東欧じゃないのと言っているのは」)、お客様が来ると、まずお家にご招待するのが礼儀です。この日は私を呼んでくれたProf. Pulliのお家におよばれと相成りました。

この日一緒にお宅におじゃましたのは、同僚のルーマニア人の博士課程学生、Mr. AntoniacとMr. Bendesの二人です。二人は前もって酒屋に行っていたらしく、「ルーマニアで一番いいワインを見つけたから5本 (^^;; 買ってきた。飲もう。」ということになりました。
教授のお宅にて 教授のお宅は郊外にある平屋建ての一軒家。典型的なフィンランドの住宅地です。こちらでは、土地が広いので、二階建ての家を見ることは非常にまれです。日本でマンションを買うぐらいのお金を出せば、湖の畔の、サウナ小屋が別についた、二階建ての一軒家を買うことができます。一軒いかがですか??

ちょっと変わっていたのは、このお宅は2軒が背中合わせに一棟の建物を使っているスタイルなんだそうです。いわゆる「長屋」ですな。でも、フィンランドらしい、白い壁の小さなかわいいお宅でした。

食事は奥様の手料理、キノコのスープ、エルクとジャガイモのグラタン、で私の大好物の牛乳ケーキでした。何でもキノコのスープのレシピはネットで見つけたとか。さすがにネットワークが家庭の隅々まで行き渡っている国です。

結局この日は、先生のご自慢の「オーバークロックPC」(中は牛乳パックでCPUまでの通風ルートが確保されている)を見せていただいて、すっかり料理を堪能して来ました。


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